Kの現実世界の職場でKが押し込められてる1人部屋ですが。
まあ、同居人の同意がいらないという利点を生かして、適当なことをやってるんですよね。
なので、クリスマスシーズンも、前にここに書いたように、入り口のドアの窓にシール貼ってクリスマスっぽくデコってました。
……で。
その窓にデコった数日後、いつの間にかドアに貼ってたコルクボードのマグネットに金色の星のオーナメントが3個ほど引っかけてあったんです。
まあ、賑やかだからいいか、むしろありがたい、と放っておいたのですが……。
クリスマスシーズンも終わったので、シールを剥がして、その星のオーナメントも外しました。
向かいの部屋にいる別部署だけどKの古い知り合いの女性の方がいまして、その人もいろいろいつもお茶目なことしてるし、向かい側の部屋のクリスマスデコレーションもしてたので、多分この方だよねと思って、外した星を持って行ったのですが……。
違いました。
あれ?
他にも、そんなコトしそうな知り合いとか、周辺の人たちに聞いて回ったのですが、誰も知らないと。
あれれ?
仕方ないので、ドアのフックに「ありがとうございました」という付箋を付けて、その星を引っかけてたら、いつの間にかなくなってました。
……う~ん、誰だったんだろう。
そして、その意図は……?
現実世界の職場の部屋と言えば、山田照明の傑作製品、山田のZライトをKも持ってるのですが(蛍光灯バージョンなので、年代モノだ)、今の机にデスククランプを取り付けられる場所がなく、棚の荷物になってた。
あのどこでも良い角度で照らせて、しかも移動範囲が広い、その便利さがやはり捨てがたく思ってたトコロ、デスククランプがダメなら、デスクベースがあるんじゃない? とようやく今頃になって気がついて、デスクベースを購入してみました。
届いて気がついた。
重い……。
ひたすらに、重い……。
カタログだと、5キロ近くある。
大きさも、円の直径が20cmくらいあるので、そこそこなのですが、その多さから想像されるよりも重い。
まあ、これくらい重くないと、あのアームを振り回せないというコトだろう。
久しぶりにZライト使ってみたけど、やっぱり良いなあ。
今日のデッドニング。
黒子(アルト HA25S)さんの音を聞いてて、だいぶ慣れてきて、そうすると、粗もだんだん感じてくる。
音源とかにも寄ると思うのだけど、中低音はやっぱり濁りが少しあるね。
ボディの振動がまだまだ普通にあるから仕方ない。
あと、時々中、高音が安っぽく聞こえることもある。
でも、考えてみたら、もうここまで来るといろいろな限界というか、そもそも、TS-C1730といえど、1個1万円程度の車載スピーカーならその限界というのもあるのではと思い始める。
つうか、音のクセを聞いていたら、学生とか就職したばかりの頃に、部屋に置く安くて良いスピーカーを探して、仙台のオーディオ専門店を巡ってスピーカーを聞きまくってた頃を思い出してきた。
スピーカーは楽器だと良く言われますが。
うんとお金出せばいい音になるんだけど、ケチると、やっぱりそこそこなのだよねえ。
スピーカーって、結局、デカくて重ければいい音になる。
別の方法としては、結局いい音というのは耳に届く音波の周波数分布なので、だったらそういうのを人工的に「作って」やれば良いという考えもあり、それは、Bozeなんかのスピーカーですね。
Kは、なんかダマされた音を聞いてる気がして、後者はあまり好きではないのだけど、でも、どんな音も回路を通じて振動板を鳴らして伝わった時点で「作った」音なんだよなあ。
いや、でも、あの17cmのTS-C1730は、まだまだいい音を出せるはずですが。
逆に言うと、ペラペラの車体の古い軽自動車(黒子さん、ごめんなさい)に積んだ車載スピーカーで、部屋置きのオーディオと比較するような議論ができるようなトコロまで来たというのがスゴいとは思います。
そう思いながら、いつも黒子や紅羽で鳴らしてたシャルル・デュトアの「シェヘラザード」を、ふと思いついて、職場のPCで鳴らしてみる。
いや、勤務時間過ぎて、周りの部屋の人たちも帰ったあとだよ?
PCとはいえ、Kの仕事用パソコンは、サウンドカードはASUSのXonar SEを載んでいる。
いや、ちゃんと自腹で買いましたよ?
スピーカーは……上に書いたことと矛盾するけど、BozeのMediaMate。
古いヤツ。
いや、小さいのにいい音がして、PC用のスピーカーとしては良いんですよ。
というか、逆に言うと、趣味的に気に食わないBozeだから、職場に持ってきて繋いでるとも言えるが……。
で……。
やっぱり、部屋で鳴らす音は良いねえ。
音の輪郭が滑らか。
黒子さんの方で聞こえるとか聞こえないとか言ってる全部の楽器の音が耳に届く。
それに、安心して聞ける。
多少キレイすぎる気がするけど、そこがBozeのサウンドシステムなのでしょう。
まあ、MediaMate、多分、買ったとき2万ちょっとくらいなのだよな。
今なら、ネットオークションで中古が2千円くらいで買えるよ。
それを聞いて、もう一度、現実世界の職場からの帰り道、黒子の中で「シェヘラザード」を聞く。
まあ、こっちもそんなに悪くないか。
音がざらついてる気もするけど、なんか生の音を聞いているという気がする。
(KのBozeのサウンドシステムに対する偏見もあるのかもしれないが(笑))
ワイルドで、ライブ感があって、活き活きしてる。
さらに、家に帰ってから、家のパソコンに繋いでいるRolandのEDIROL MA-20Dで聞いてみる。
こっちは、K好みの、PC用スピーカーとしては大きな、でも、オーディオのスピーカーとしてはカジュアルな利用には普通の12cmウーファー+4cm ツィーターの構成。
ヨド●"シの通販サイトにまだデータが残っていて、2万円台半ばの定価らしい。
ちなみに、オクだと、5千円くらい?
……ええと、ナンというか普通。
普通にいい音。
このナチュラル感が良いのだ。
……って、隣の人の迷惑にならないように、あんまりじっくり聞けないけど。
そう。
普通だったら、オーディオをちゃんとした音量でじっくり聞けないじゃないですか。
隣近所のご迷惑というのがある。
だから、車のオーディオに凝るのだよねえ。
……って、これ、マツダのMAZDA3の開発コンセプトでオーディオ担当の若松功二さんが言ってたのと同じ。
いや、部屋でいい音聞けないから車で聞く、車で音楽聞くために寄り道する、という彼の話が、当時、わかりみありすぎたよ。
……いや、MAZDA3は買わなかったけど。
でね。黒子さんの音を帰り道に聞きながら、現実世界の職場のPCで聞いた音と比較しようとしながら思ったのは……。
やっぱり、騒音が邪魔。
この音色が……とか、高音が……とか言ってる間に、エンジンの音、タイヤの音、空調のファンの音がとにかくうるさく、音楽を遮るわけで。
そもそも論に戻る。
そうですね。次は、そういったノイズの低減ですね。
既に、ブツは買ってあるので、この冬休み中に少し試してみますか。