今日、ネットとかぼおっと見てたら、Impressの家電Watchのサイトの「わたしの思い出家電」というところに、BoseのMediaMateの記事がありました……。
思い出にしないでーっ!!
Kは、前にもここにも書いたけど、現実世界の職場で現役で使ってます。
4半世紀も前の製品だと改めて知って、そんなに古いのかと思いましたが……。
スピーカーって長く使えるモノですからねえ。
これは、小さいながらも良い音します。
低音増強は、Boseお得意の(とKは勝手に思ってる)バックロードホーン型。
低音増強には、原始的な平面バッフル型から始まって、空気バネを使った密閉型、さらに、それにヘルムホルツ共鳴を使ったバスレフ型、それを発展させて、最近の黒子さん(アルト HA25S)がそうなってるんじゃないかとK的話題のドロンコーン型とかありますが、これは、ドライバーとなるスピーカーの後ろに長大な音の経路(ホーン)を作って鳴らして低音を増幅するモノ。
小口径ドライバーでも良い音が作れて(小口径には小口径の良さがあり、それがいかせた上で)、専用のドライバーとホーン経路、その他モロモロをうまく設計すれば、見た目がコンパクトなのにとても低音が響くという優れモノになる。
Boseは、これが得意なんだとKは勝手に思ってます。
Boseのバックロードホーン型スピーカーは、車載の専用の音響システムでも使われていて、長大なバックロードがトランクルームのスペースとか使って置かれてるらしいです。
ただ、なんか、MediaMateも少し作った音的なカンジがしてね。
バックロードホーンは、共鳴とか位相の干渉とかあるらしいですが、そういうのをうまく制御しているウチに少し人工的な音になってるのかなあと想像しますが。
あるいは、何か電子回路が入ってるのかなあ。
コンパクトでもものすごくキレイで迫力のある音を出すので、スバラシイと思いますが、好みの問題はある。
自然の音を聴きたい。
(いや、まあ、ある条件で作られた音がデジタルに変換されたデータをいろいろプロセスして、最後、個性豊かなスピーカーというモノで再生する以上、「自然」なんて矛盾してるんですケド……)
世間ではこのバックロードホーン型自体が好みが分かれるスピーカーとされているようですが。
いや、Kも、Bose、完全にキライというわけでもないんですよ。
Kが去年の3月まで乗ってたRX-8の
もっとも、これにバックロードホーンが使われてたかは定かじゃないのだが(をい
そもそも、これはスピーカーがいっぱいついてたのもあったので、音域も音場の制御もずっと幅が拡がるとこから良い音になってたんだとも思いますが。
スピーカーは数が多いほど無理なくカバーできる音域が広がり、音場の作り方に余裕ができるので、良き。
とにかく、今まで車の中のオーディオで一番良かったのは今は亡きRX-8の
車体は重いし、低回転域ではパワーないし、タイヤなんか交換するとめっちゃお金飛ぶし、高速ではうっかりスピード出過ぎて3回も捕まるし、最後はエンジン壊れて廃車になるし、もうしんどくてRX-8にはあんまりいい思い出がないのだけど、でも、オーディオだけは良かった。
でもって、話はMediaMateに戻るけど、買ったばかりの頃はキレイすぎる音があんまり好きじゃなくて、買っても使ってなかったんだけど、現実世界の職場に持ってきて、週末や時間外に音鳴らしてると、小さくてもちゃんとしたオーディオで音楽聴いてるみたいな感じでいい気分転換になったんですよねえ。
でも、やっぱり、じっくり聞くなら大きな口径のスピーカーをしっかり鳴らした小細工の少ない低音を聴きたいなあ。
ここは好み。
あと、ネットの記事を読んでて今更気がつきましたが、この時代のMediaMateは、made in U.S.A. なんですねえ。
ちなみに電源アダプターがでかいです。
MediaMateは、MediaMate IIがまだ買えるみたいです。
この後継? のCompanionシリーズは、写真を見ると後ろに穴が空いているので、もしかして、バックロードホーンではなく普通にバスレフなんだろうかと思ったり。
あと、Boseには、すごいヘルムホルツ共鳴管を使ったサブウーファーとかもあるらしいので、別に、バックロードホーン型(だけ)が得意技ではないのだと思います。
そこはあくまでKの思い込みなので。