↑値札の単語は、ケーキもプリンも意味しないみたいなので、注意。
とりあえず、目的地に着きました。
いつも使ってた高速バスが全便無期限運休になってたり、成田空港がすごい静かで閑散としてて空港内のお店も半分くらい閉まってたりとなかなか2019年の冬に最後の海外出張した時からは大分様変わりしてましたが、飛行機の中はぎゅうぎゅう。
日本から経由地のアメリカまでの便は外国の方も含めてだいたいみんなマスクしてましたが、経由地のアメリカの空港内は、まあ、ほとんどマスクしてない。
アルコールも入管の指紋採るところとかセキュリティチェックの入り口に目立たないくらいに置いてあるとかで、そんな感じ。
むしろぎゅうぎゅうの列のまわりで係の人たちが大声で叫んでてカオス。
でも、まあ、入国時に事前にネットで連絡先等、本人追跡できる情報を要求されたけどね。
で、アルゼンチン行きの飛行機に乗ったら、マスクしてる人が少しだけ増えて、アルゼンチンは、マスク姿もアルコールも日本の1/10くらいの頻度で見るわね。
日本>>アルゼンチン>>アメリカ
という感じか。
今日の夜も、さっきまでやってた歓迎会も、マスクなしで大勢の人が狭い場所にぎゅうぎゅうに入って、飲み食いや挨拶してましたけど、日本から来てた人たちは(日本人の人たちだけ)、それでもマスクしてて、ある意味すごい。
だって、ここで感染したら帰れなくなるもんね。
韓国から来た人と話をしたけど、韓国も同じだけど、検査は抗原検査でいいそうです。
回復してもしばらく反応が出続けるPCR検査でないのはうらやましい。
あと、他の会社から来てた日本の人は、3日で帰るとおっしゃってて、なるほど、感染してもPCRに引っかかるようになる前に帰ればいいのね。
いや、でも、飛行機の中に日本→アメリカで12時間、アメリカ→アルゼンチンで12時間、ドアからドアで32時間。
これを中3日でやるというのも辛いです。
アルゼンチンは、時差がちょうど12時間で、K、アナログの腕時計を使ってますが、調整しなくていいのが良い。
調整といえば、今、アルゼンチンの1ペソがちょうど1円くらいになってて、値段を見て円換算するのも楽です。
ペソといえば、モグリと思われる両替屋さんがあちこちにいてすごい。
空港はもちろん、街中の路地とかにも。
知り合いの話だと、ペソがすごく不安定だから、とにかく外貨に換えたいんじゃないかという話。
公式には外貨を得る手段が多分限られてて(アメリカの空港の両替所でもアルゼンチンペソは扱ってないと言われた)、こういうことしてるんでしょうかね。
円も頑張らないとそうなるよね。
アルゼンチンは冬だから寒いかなと思ったけど、朝晩は冷えますが、昼間は、普通に長袖にさらにもう1枚はおれば暑いくらいでした。
荷物増やしたくないので、厚手のコートとか持ってこなかったんだけど、なんとかなりそうだ。
というか、日本とこことの寒暖差に飛行機の疲れが重なって、また寒暖差アレルギーを起こしてしまい、しかも結構ヒドイ。
持ち込んできたポケットティッシュがなくなってしまうよ。
飛行機に乗ってるときに、「火星の人」(映画だと邦題は「オデッセイ」)のアンディ・ウィアーさんの「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読んだ。
面白いというので気になってたのだけど、上下巻で1冊2千円くらいして、ビビってたのですが、金曜日に見たらKindle版が半額になってたので。
いや~、面白かったです。
ネタとしては古典SF的ともいえるのだけど、それを現代の科学にアップデートして、さらに、アンディ・ウィアーさんらしいとっつきやすく引き込まれやすい人物の描き方でもって読んでる人を引きつけて、仕掛けのある構成で一度読み始めたら逃さない感じに一気に読まされてしまいました。
何を書いてもネタバレになるので、2つだけ。
1. これはゼッタイに事前情報なしに読むべき
2. めちゃくちゃ面白い
……書いてあるネタはもう古くからある名作、古典と言われる複数のSF小説のアレだね、コレだねというカンジのあれこれなのだけど、もう、そんなの関係ないくらい近代SFの一大エンターテインメントに仕上げてます。
これも、映画化されそうだなあ。
お金かかりそうだけど。