「ティアムーン はじめました。」の有償頒布版ですが、昨日できあがってきて、今日、緑陽社さんから、余部と予備分がKのところにも届きました。
予定納期は、9月19日だったのですが、3日早まりましたね。
多分、同じタイミングでとらのあなさんにも納品されていると思うのでまもなく、オンラインで現品ありに変わるのではと……。
……あ、そういえば、すっかり忘れてたけど、ウチのサークル、「きゃんでぃ亭」の本は、いつも通販オンリーで、店舗には並びません。
……「きゃんでぃ亭」のWebにも書いておかねば……。
ところで、今日から3連休ですね!
サークルの方も、無事に本が納品されて、現実世界のお仕事も急ぎの案件はなくて、なんかノンビリできる週末だわ。
ということで、「アリスとテレスのまぼろし工場」を観に行きました。
良い映画でした。
絵も綺麗で、丁寧に作られていて、声優の皆さんも良い仕事してて、話も綺麗にまとまっていて。
2時間しっかり楽しませていただいて、終わったあとは、思わず手を叩いてしまったわ(音は立てないようにしましたが(汗))。
文句なく素晴らしい佳作だったと思います。
……ということで、良い映画だったという点は間違いないというところを前提に……ちょっとだけ気になったことを書くと……。
なんか、映像とか演出は良いのだけど、脚本がものすごい大急ぎで作って、生煮えのまま、というか、十分にブラッシュアップされない状態で制作に入っちゃったんじゃ……という感じがして気になりましたわ。
特に、後半以降のセリフが……なんか……こう……青臭いというか、未消化な表現というか……。
まるで、学祭の演劇部のオリジナル劇のセリフを聞いてるみたいだった。
むつみといつみと正宗くんの心情の描き方も、後半、雑……とまでは言わないけど、もう少し繊細に表現する方法があったのではないかと思ったり。
まあ、世界もなんか少し設定が雑っぽいような気も……。
なんかいろいろ大人の事情があったのかしら。
あと、ちょっと気になったのは、むつみさんの「母親だったらこんなひどいことしない」というセリフかなあ。
あの人の映画は、「さよならの朝」でも、マキアさんが懸命に母親しようとするところとか、妙に違和感を感じて。
あの方は、なにか「母親とはかくあるべし」というような思いがあるのかしら?
……とはいえ、そういうのは些細な話かもしれませんが。
連休中、時間があったら、もう一度観に行こう~。