週明けで現実世界のお仕事で心を傷つけられる出来事も午前中からいっぱいあって、イヤになります。
人と会わなくてもお金がもらえる仕事が良いなあ。
「北極百貨店のコンシェルジュさん」の西村ツチカさんの原作をKindleで買って読んでしまった。
最初、あの絵柄と店内のごちゃごちゃさが慣れなくて、なんだかなあと思ったのですが(ごめんなさい、西村さん)、読んでくウチにハマりましたね。
でもって、なんか映画の方がまた違った印象になってきたというか、いや、さらに良作感が増したというか。
暖かさとほのぼのさと、映画でも感じた猛烈な寂寞感。
原作は、特に、完結しているため、「終わった物語」として、動物の絶滅と同時に物語の絶滅も感じて。
一面のうっそうとした森の中にぽっかり百貨店があるあの様子が、ものすごく心に刺さる。
原作読むと、もしかして、動物だけじゃなくて、この世界では人間も絶滅してるんじゃないかと思った。
百貨店の陽と物語全体にある陰の対照かげんがやっぱりこの話の味なのだと思いますわ。
にしても、原作をよくもまああの70分に収めたなあと感心。
イロイロ設定をいじって原作の話もアレンジしてあるけどね。
あと、レビュー読んでて、百貨店の装いが四季で変わってると聞いて、完全に追えてなかったので、もう一度観たくなったわ。