ええと……ちらっとだけ書いたこともあるのですが……。
昨年の暮れに、ウチの紅羽さん(S660)に大変ヒドいことをしてしまいまして。
あまりにヒドいことになったので、語るのもアレで、特に年末年始にかけてはお通夜状態、思い出すたびに鬱状態というありさまだったのですが……。
ナニがあったかというと……。
サンクリや冬コミの新刊の後書きで触れてるので知ってる人は知ってると思いますが、去年、現実世界のお仕事で米国出張した際(と思われる)に、トコジラミの被害を受けまして。
このアタリは、また、落ち着いたらきちんとご報告する機会もあるかもしれませんが、現状、とりあえず、自宅の部屋までは虫を持ち込んでいないのではないかという結論になっており(その後、トコジラミに喰われたというような症状が出ていないため)、きっと出張中に噛まれただけなのだろうというコトにはなってるのですが。
ただ、一時期、だいぶ精神的に追い詰められ(トコジラミは実際の被害もそうだけど、精神的な被害も深刻。人によってはそのまま引きこもったり鬱になったりするらしい)、あちこち燻蒸したりして回ったのですよ。
……で、ここまで来るとお察しの方もいるかと思いますが……。
紅羽さんの車内で燻蒸剤を焚いてしまったのです。
いや、ほら、車の整備とかあったし、それで万が一、工場の人に被害が出たらとか考えると……。
一応、事前に黒子さん(アルト・HA25S)でやってみて、特に問題ないと思って、紅羽さんの車内でも焚いたのですが……。
大変なコトになった。
ちなみに、ネットでもどこでも燻蒸剤を車の車内では使ってはいけないと書かれている。
Kも言います。
車が大事なら、車内で絶対に燻蒸剤を使うなよ!!!
紅羽さんの場合は、室内のシックな空間が、多分燻蒸剤の溶剤のせいで、樹脂製部品の一部がビニールコーティングしたような状態になり安っぽくぴかぴかするようになってしまった。
そして、ダッシュボードの上に薬剤がまだらに乗って、ヘンな模様になった。
あとは、グローブボックスの真下で燻蒸剤を焚いたのだけど、グローブボックスのドアに薬剤が直接吹きかけられたせいで、白い縞模様ができた。
まあ、それだったらまだ良かったのですが……。
この薬剤、水でもお湯でも取れず、非常に困ってしまって、そこでアホなことを思いついてしまって……。
アセトンだったら取れるんじゃね?
で、アセトン、というか、マニキュアなんかに使う除光液ね、アレで拭き取ろうとしたのですが……。
……紅羽さんの車内の樹脂製品がアセトンで溶けた。
当たり前やん!!!
アホすぎるわ!!!>自分
しかも、S660の運転席側のダッシュボードは、特殊なつや消し塗装がされてるのですが、それも剥がれてしまった。
……コレが、年末。
で、ずっと鬱になり、冬コミも結構そういうお通夜状態で過ごしてたんですよ。
そんな冬コミで、ちょうど来てくれたT-FRAMのゆうきちさんにその話をしたら……。
「そんなの部品交換すればすぐ直りますよ」
え? あのアタリって交換できるの?
……って、そうか、そりゃそうだよね。
車なんだから、あらゆる部品が交換可能なはず。
で、ホンダのディーラーが年末年始の休みが終わるのを待って、電話しました。
それで、向こうの工場の人も一度状態を見たいというコトで、今日、紅羽さんの診断に行ってきたのです。
どうやら、一通り替えられそうです。
運転席側のツヤ消し塗装されてる部分や助手席側のエアバックのカバーになってるところ、それにダッシュボードの周りのぴかぴかしちゃってるエアコンのダクトまで含めて、そこら辺は1つのアッセイで。
あと、もちろん、グローブボックスのドアも。
これ、鍵(ロック)が付いてるのですが、それ用の鍵(キー)ごとお願いした。
値段もどうなるか心配だったのですが、Kが予想してたよりもずっと安かった。
なので、部品の値段がたいしたことなかったので、ついでに、少しツヤが出ているAピラーのトリムも(合わせてフロントウインドの上の方も含めた一周分)お願いする。
それから、クロームメッキが燻蒸剤のせいで黒ずんでしまったドリンクホルダーも。
これで、全部合わせて、昔に乗ってたRX-8の暁ちゃんのタイヤを交換する場合の半分以下の値段だった。
部品が特殊なので時間がかかるかもということだったので、実際に修理する時期は未定ですが、でも、何とかなりそうでよかった~。
ホント、紅羽さんに申し訳なかったので、よかった~。
多分、コレで部品交換して、そうすると、他の燻蒸剤をかぶった部品と色合いが違うのが目立ってくるところも出てくるかもしれないけど、それも、その場合は今後、気になったところを都度ちょくちょく交換していけば良いかなと思ってます。
ああ、よかった。
というか、ゆうきちさんのおかげだわ。
どうもありがとうございます、ゆうきちさん。
ちなみに、コミケで、ゆうきちさんが今乗られている車を伺ったんですがね……。
ああ、言いたい! ここに書きたい!
……って、まあ、それはそれで。
ということで、繰り返しますが、車の中で絶対に燻蒸剤を焚いてはいけません。
……って、そういうコトするの、Kくらいだとは思いますが……。