今日は、朝から黒子(アルト HA25S)のデッドニングをしようと思ってたのだけど、目が覚めたら11時だった。
そういえば、午前に宅配便も来ることになってたから、12時までは家から出られないよね。
ということで、お茶を飲んだり、あと、年賀状のデザインをいじったりしながら時間を潰す。
佐川急便は来たけど、ヤマトの荷物は12時半過ぎても来ない。
あんまり遅いと気温も下がってくるよなあ。
まあ、年末でクリスマスで忙しいんだろうなあと思い、あきらめて、黒子を駐めてる駐車場へと出かける。
外は、曇っててずんとした寒さ。
キビシイ~。
けれど、駐車場に着いて、黒子のドアを開けたら中が温かかった。
そうか、午前中は暖かかったんだなあと思った。多分、日も出てたのだろう。
とにかく作業を始める。
運転席側のドアのトリムを外す。
ちなみに、プッシュクリップを傷つけずに外す道具として、今回、使ってなかった箸を持ってきました。
結構、使えましたよ。
箸にとっては不本意かもしれませんが、役立ってるのでカンベンして。
あらら……。
問題発見。
なんというか、黒子のデッドニング作業はとにかく思ったとおりには進まないなあ。
スピーカーの取り付けキットを固定してのは、見慣れない銀色の金属の部品。これに、プラスチックの取り付けキットのワクが木ネジで留めてある。
なんじゃ、これは? と思ったら、これは、U型スピードナットと言うらしい。
スピーカーとスピーカーの取り付けキットを外すと、悪いことに、金属の部品が金属のドアのインナーパネルに挟み込んであるせいで、ドアのインナーパネルの塗装が割れて錆が浮いている。
う~ん、まずこの錆を何とかしなきゃ、だよね。
手順を変更して、左側ドアのトリムも外し、スピーカーやスピーカー取り付けキットも外して、まず、右側、左側、この部分の防錆処理をすることにする。
家に帰って、春に買ったタッチアップペンを探す。
行方不明になってたけど、がんばって探したら見つかった。
よかった。
しばらく使わず、ゴミ扱いしてたからなあ。
申し訳ない。
錆をヤスリがけするのがホントは良いんだろうけど、とりあえず、見えてる錆や汚れを拭き取るだけにして、タッチアップペンで塗装。
内側も錆びてるはずだけど、様子がわからない。
とりあえず、適当に内側も塗る。
あと、ドアの下の方も、トリムが当たってすれたのか、少し塗装が線状に傷んでるところがあったので、そこもタッチアップペンで塗っておく。
乾くのを待つ間に、外したスピーカーにエプトシーラーを貼り付ける作業をする。
そうそう。今回、スピーカーの縁に貼ってあったのは、リアと違って、エプトシーラーだった。
TS-C1730のパッケージに入ってるのは、エプトシーラーではなくて、普通の接着材付きクッションだったはずなのだが。
これをカー用品屋さんで取り付けたときに、サービスでエプトシーラーで処理してくれたのだろうか。
あとは、いつものように吸音クッションを内側に貼る。
直上に斜めにサイドインパクトビームがあったので、その斜めに合わせて、斜めに貼る。
それから、制振材も。
今回は、4枚。
1枚は、アウターパネルではなく、インナーパネル、スピーカーの穴の近くの内側に貼れそうなトコロがあったので、そこに貼ってみる。
あとは、UD-K616を取り付け。
続いて、エプトシーラーをセットしたスピーカーを組み付ける。
でもって、あとはクッションをスピーカーの周囲に巻く。
このあと、ドアトリムを戻して、完了~。
……あ、ついでに、右リアドアのドアトリムを外して、パワーウィンドのコネクターが外れてるのを戻すの忘れずに……(汗
家に帰ったら、3時過ぎてた。
あと、ちょうど、ヤマト運輸の人がアパートの入り口でうろうろしてた。
嘘みたいに、タイミングが良い。
無事に、荷物を受け取れました。
アレですよ。「ガルパン」の最終章の3巻のブルーレイもありました。
それにしても、なんとなく黒子のデッドニングでいろいろ不測の事態が起きたので、紅羽(S660)の方も不安になってくる。
なので、思い切って、紅羽のドアトリムも外して様子を見ることにする。
S660のドアトリムの外し方。
1. ドアトリムの上を押さえている、前方上側の三角のパネルを外す。ここは、金属製のクリップ2ヶ所で刺さっている。隙間から剥ぎ取るカンジで。
2. ドアハンドルと肘掛けの窪みにあるプラスねじを外す。
3. あとは、えいっ、とひっぱるカンジで内部のクリップを外し、その後は、窓のトコロに刺さってる部分を外すように上に押し上げて取り外す。
外してみたところ、スピーカー取り付けキットでドアのインナーパネルに取り付けられたTS-C1730を含め、全体的に異常はなさそう。
ほっとしました……。
で、隣街の駅前まで買い物行くのにかこつけて、黒子(アルト HA25S)の処置の様子を確認するために、ドライブ。
わくわく。
いつもの「シェヘラザード」をかける。
まず、音を鳴らしてみると、リアドアの処置をしたときほどの感動はない。
つまりリアドアの処置だけでも劇的だったというコトで、それに匹敵する劇的さを一瞬では感じられなかったというコトですが。
でも、すぐに、今度は、中音から高音にかけてすっきりしてることに気がつく。
音の高い楽器の音がはっきりと見えてきて、なおかつ温かさとかの音色がはっきりしてる。
そして、前とゼンゼン違うのが、音に奥行きが出て、なおかつ、音の定位(右左の位置感)がっしかりしてる。
奥行きは、今までは感じられなかったよ。
バイオリンの向こうでハープが鳴ってるとか、そういう距離感を感じさせる音になってる。
あと、左右のカンジがはっきりして、音が全体的に立体的になっている。
それに、音の粒々がはっきり聞こえるというか、解像度が上がった感じ?
いや~、キレイになった!
あと、前回あんまり感動がなかったK渾身のアニソン、エロゲソングセレクトをかけてみる。
なんというか、いろいろクリアになったせいで、ボーカル曲もビビッドになってるよ。
びっくりしたのは、今までボリュームを上げないと聞こえなかった音が聞こえるようになってた。
アニメのBGMの出だしの小さな楽器の音色とか、アニソンの後ろでキラキラと鳴ってるエフェクト音とか。
いや~、いいわ~。
やばいよ、もう永遠に聴いていられる。
これ、ドライブとかワザと遠回りするパターン。
駅前に向かう途中で、いつものカー用品屋さんに寄って店長さんと話をする。
紅羽用のUD-K614、金曜から今日にかけてネットとかでも普通に買えるようになったのですよ。
それで、お店の方でまだ入荷してなかったらキャンセルしようと思って。
やっぱり、お店の方はまだ入荷未定のステータスだったので、そっちはキャンセルしてもらう。
黒子の外装の見積もりはまだみたい。
あと、デッドニングの話を報告したら、低音とかもよく響くようになってるはずだと言われました。
お店出て、ドライブ再開して、改めて聞いてみると、確かに、低音、中音の響きに余韻が出るようになってた。
この音域も、良く鳴ってるよ。すごい。
一方で、K渾身のアニソン、エロゲソングセレクト集を聞いてて気がついたことも。
低音が妙にくぐもって聞こえることがあるのだよね。
ほんわかした低音というか、まるで、絵に描いたような真空管アンプの音ですというような、もんわりしたカンジの。
それと、曲によっては、高音が安っぽく聞こえることも。
……と、そこまで感じて気がついた。
これって、元の音源のせいかもね。
今までは、わんわんとうるさく鳴ってたので、なんでもそれなりに聞こえてたんだけど、音源の様子もわかるようになったということかな。
駅前のモールとかはさすがに人が混んでいた。
ケーキ屋さんに人が溜まってて、Kもそれ見たら気になってしまったので、クリスマスのショートケーキを一個買う。
あと、帰りに、今までコロナですっかり足が遠のいてたコロナ前行きつけだった喫茶店に行って、久しぶりにカプチーノをテイクアウトする。
ここのマスター、アニメファンなんだよね。
店は相変わらずで、今日は、落ち着いたクラッシックな調度品で統一された店内に、場違いなSAOのミトの等身大立てカンが飾ってあった。
おいおい。
でもって、もちろん、コーヒーは美味しかった。